【2024年】お金の使用用途の整理。用途別、おすすめ銀行を紹介。

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お金の管理をうまく行うためには、まず使用用途に応じた整理が重要です。例えば、貯蓄、日常生活費、投資、そして大きな買い物や旅行費用など、それぞれの目的に合った口座を持つことで、お金の流れを明確にし、計画的に管理できます。また、銀行を選ぶ際も、各用途に応じてメリットがある銀行を選ぶことが大切です。本記事では、初めて家計を管理する方でも分かりやすく、用途別におすすめの銀行を紹介しながら、お金の使い道を整理していきます。

1. 日常生活費用の管理(メイン口座)

まず、日常生活において最も頻繁に使うのが「生活費」です。家賃や光熱費、食費、通信費など、毎月の支出がこれに該当します。生活費の管理には、手数料が低く、使いやすい銀行を選ぶことがポイントです。また、家計管理アプリとの連携がしやすい銀行を選ぶことで、日々の支出が見える化され、無駄な出費を防ぐことができます。

おすすめ銀行:

  • 楽天銀行:楽天銀行は手数料が安く、また楽天ポイントが貯まるため、日々の買い物や支払いにも使いやすいです。また、家計簿アプリとの連携がスムーズで、入出金の履歴を自動で記録してくれる機能も便利です。
  • 住信SBIネット銀行:振込手数料が無料になるプランがあるため、他の銀行にお金を送金する際のコストがかかりません。さらに、キャッシュカードとデビットカードが一体となっており、使いやすさも抜群です。

2. 貯蓄用口座

次に、お金を貯めるための「貯蓄用口座」についてです。日常的に使用する口座とは分けることで、無駄な出費を避け、計画的に貯金ができます。貯蓄用口座は、金利が高い銀行を選ぶことが重要です。金利が高い銀行にお金を預けることで、少しでも増やすことができます。また、インターネットバンキングに対応していると、手軽に残高を確認したり、入金したりすることができるため便利です。

おすすめ銀行:

  • あおぞら銀行BANK支店:あおぞら銀行のBANK支店は、普通預金の金利が非常に高く、貯蓄を目的とする口座として最適です。インターネットバンキングも充実しており、全国どこからでも利用できます。
  • イオン銀行:イオン銀行は、イオンカードを併用することで金利が上がる仕組みがあり、日常の買い物と貯蓄を両立できる点が特徴です。さらに、イオングループの店舗で利用できる特典も豊富です。

3. 緊急用の資金管理

予期せぬ出来事に備えて、いつでも引き出せる「緊急用資金」を用意しておくことが大切です。この資金は、急な病気や失業、車や家電の故障といった突発的な支出に備えるものです。緊急用資金は、即座に引き出せる利便性が重要なので、全国どこでもATMから手軽にお金を引き出せる銀行を選びましょう。

おすすめ銀行:

  • ゆうちょ銀行:全国にあるゆうちょ銀行のATMは、地方や田舎でも数多く設置されているため、緊急時でもすぐに現金を引き出せます。手数料も低く、利用しやすいです。
  • セブン銀行:セブンイレブンのATMが全国各地に設置されているため、24時間いつでも現金を引き出すことができます。また、他の銀行口座からの振込も簡単です。

4. 投資用口座

次に、投資を行うための口座です。投資はリスクも伴いますが、長期的に資産を増やす手段として有効です。投資用口座は、株式や投資信託、外貨預金などの取引を行いやすい銀行や証券会社と連携することがポイントです。さらに、取引手数料が安く、運用ツールが充実している金融機関を選ぶとよいでしょう。

おすすめ銀行:

  • 楽天銀行(楽天証券):楽天銀行と楽天証券を連携させることで、普通預金の金利が上がる特典があり、投資と貯蓄の両立が可能です。また、楽天証券は投資信託や株式の取引手数料が比較的安く、初心者にも使いやすいです。
  • 住信SBIネット銀行(SBI証券):住信SBIネット銀行と連携することで、振込手数料が無料になり、投資資金の移動が簡単に行えます。SBI証券は取引ツールが充実しており、株式や投資信託、NISA(少額投資非課税制度)口座の利用も可能です。

5. 大きな買い物や旅行資金

最後に、大きな買い物や旅行資金を管理するための口座についてです。車や家電の購入、海外旅行などの一度に大きな出費が発生する場合、それ専用の口座を作ることで、日常の生活費と区別して管理することができます。このような資金には、必要な時にすぐに使える流動性と、少しでも利息がつく高金利の口座が理想的です。

おすすめ銀行:

  • 新生銀行:新生銀行は、毎月決まった金額を自動的に貯めるサービスがあり、大きな買い物や旅行の資金を効率よく積み立てることができます。金利も比較的高く、使い勝手の良い銀行です。
  • auじぶん銀行:auじぶん銀行は、貯金機能と合わせて、クレジットカードやキャッシュカードも一体化されており、資金管理がスムーズです。旅行などの大きな出費にも対応できる金利が特徴です。

まとめ:お金の用途別に口座を分けて管理しよう

お金の管理を効果的に行うためには、まず使用用途に応じた口座を分けることが大切です。日常生活費、貯蓄、投資、緊急用資金、大きな買い物など、それぞれの目的に合った口座を持つことで、お金の流れを明確にし、計画的に使うことができます。また、銀行の選び方も重要で、手数料や金利、ATMの利用条件などを考慮して、自分のライフスタイルに合った銀行を選びましょう。

これから家計管理や資産形成を考えている方は、まずは用途別に口座を整理し、無駄な支出を減らし、賢くお金を運用する方法を身につけましょう。目的に合った銀行選びは、生活をより豊かにするための第一歩です。

のり(ファイナンシャルプランナー)

お金に関して困ったことをはありませんか?独立系のFPとなりますので、偏った金融機関をお勧めすることはございません。お金についての個別相談を受け付けていますので、お金のお困りの事があれば、「お問合せ」からお困りの内容を記載の上、ご相談(無料相談)ください。お問合せお待ちしております。

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のりファイナンシャルプランナー
大学院を卒業後、金融機関に数十年かかわってきた現役証券マンであり、ファイナンシャルプランナーです。数十年培ってきた知識を誰かの役に立てたいと思いサイトを開設しました。株式投資、不動産投資を実践し、生で学んだ知識を公開しています。